【コラムVol.32】頻度を表す副詞の使い分けわかりますか?
頻度を表す「often」「usually」「sometimes」などそれぞれの副詞の違いわかりますか?
・いつも、あのレストランで食事をしている
・ときどき、公園に散歩に行く
・たまにしか、会うことがない
この「いつも」「ときどき」「たまに」は、どのくらいしているか、すなわち頻度を表す副詞です。日本語にも頻度を表す言葉はたくさんありますが、日常生活で自然とこの言葉を使い分けており、円滑なコミュニケーションを取る上でも、重要な表現のひとつと言えます。
今回は英語における頻度を表す言葉を紹介し、いつも、しばしば、ときどき、ほとんど、など様々な頻度を表す副詞をまとめていきます。
そもそも頻度とは「ものごとが繰り返し起きる度合い・割合」のことです。
そしてこの頻度を表す言葉は動詞を修飾する「副詞」ですので、「頻度副詞」と呼ばれています。では日本語の頻度副詞を考えてみましょう。
【日本語の頻度副詞】
常に、いつも、頻繁に、けっこう、よく、しょっちゅう、たびたび、わりと、しばしば、時たま、たまに、時々、まれに、そんなにない、めったにない、ほとんどない、あまりない、全くない
日本語には方言などもありますので、おそらくもっとたくさんの頻度副詞があると思いますが、これらには、たとえば週一回なら「ときどき」、月一回なら「たまに」というような、明確な決まりはありません。
ですが、週一回を「ときどき」とした場合、月一回を「しょっちゅう」と言うと???となってしまいますよね。
それは頻度副詞にはそれぞれ頻度の度合いがあり、日本人であれば自然にその言葉と度合いの感覚を使い分けているので、頻度の高い副詞を低いものに使うことができない=おかしいと感じるからです。
英語でも同じことです。sometimeよりoftenのほうが頻度が高いといった、頻度の順番を覚える必要があるということです。
ではここで問題です。
次に紹介する英語の頻度副詞を今のご自身の感覚で、頻度の高いものから並べてみてください。
【英語の頻度副詞】
always, occasionally, generally(usually), never, often, seldom(hardly), normally(frequently, very often), sometimes, rarely(hardly ever, almost never)
いかがでしょうか?
そもそもこんなにあるの?!と思った方もいるかと思いますが、英語でも日本語同様、感覚的に細かく使い分けています。
では答え合わせです。
どうでしたか?あなたの感覚と答えは合っていたでしょうか?
今回は頻度を表す英語をご紹介しました。
この頻度副詞は会話でよく耳にする言葉です。
よりわかる・より伝わる英語を身につけるためにも使い分け・感覚をマスターしていきたいですね♪
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