【コラムVol.3】英語の早期教育は、母国語の習得を遅らせるのか?

2020年4月より、小学校での英語教育がスタートしました。

それに伴い、以前より高まっていた英語教育の熱が、さらに熱くなってきているように思います。

英語教育にご興味のある方は、早期教育の否定意見も、耳にしたりあるいは記事を読んだりしたことはありませんか?

私たちも、そのような意見を見たり聞いたりすることがあります。


では実際、早期英語教育は、母国語の習得に影響を及ぼすのでしょうか。

影響を及ぼすことは、ほぼ間違いないと思います。


子ども、特に幼児期から英語をスタートした子どもにとっては、「これが日本語」「あれは英語」という概念は大人が思うほどなく、appleはappleとして習得していきます。

つまり、英語脳を身に付けやすいのです。

そのため、日本語の会話の中に英語が混じる場面や、日本語がすっと出てこない場面があるかと思います。

しかしそれは、母国語の習得に悪影響を及ぼしているということにはなりません。

先に述べたような状況は、子どもの年齢が上がるにつれて、場面に応じた適切な言葉を使えるようになり改善されると言われています。

また、様々な研究により、二言語以上を学ぶ人は、言語能力が高いという報告がなされています。

一時的な遅れや混乱は見られても、

結果として言語能力は高くなるのです。

国際的にみても、英語力が高いとされるオランダでは、国を挙げての早期英語教育に取り組んでいます。小学2年生ぐらいになると、流暢に母国語であるオランダ語と英語を使いこなす子も多いようです。早期英語教育が、母国語の習得に悪影響を及ぼしている…という結果にはなっていません。


ただ注意しておきたいのは、

大人が強制的に英語を教えたり、
母国語の使用を禁止したりしないこと。

これをしてしまうと、子どもは言葉で表現することにネガティブな感覚を覚え、その感覚は、言語習得に悪影響を及ぼすと言われています。


日本は、英語力が高いとされる国に比べて、日常的に英語に触れる機会が少ないのは事実です。そのため、英語を学ぶことが中心となり、なかなかそれをアウトプットする場を確保するというのが難しいのが現状です。

そうなると、一方的な学びになってしまい、子どもがモチベーションを維持するのが難しくもなってきます。


せっかくの早期英語教育を無駄にしないためにも、子どもたちが楽しく学習を続けられる環境を整えながら、英語を身に付けていきたいですね。

正しい認識と知識をもって、お子さまの英語脳を今から育てませんか。

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