【コラムVol.7】フォニックスって何?
フォニックスとは、
『英語の“つづり”と“発音”の間にあるルールを学ぶ』
学習法です。
日本では、
まずお勉強といえば“ひらがなの五十音”からスタートしますよね。
これと同じように、
アメリカやイギリスなどの英語圏の子どもたちは、
「フォニックス」で言葉の法則を学ぶことからスタートします。
例えば、
Aはアルファベット表では〔エー〕と発音しますが、
appleという単語になると〔アップル〕と発音します。
(※厳密には、ェアップルですが、分かりやすくここでは表記します。)
このように、
アルファベット一つ一つの音と、
それが英単語になったときの音は異なります。
そこには一定のルールがあり、
そのルールがフォニックスというわけです。
では、フォニックスを学ぶと何がいいのか。
なぜ今日本で、フォニックスを取り入れた学習法が広まっているのか。
フォニックスを学ぶと、
英語の発音がきれい
になります。
また意味は分からずとも、
そのルールを知っていれば、
英語単語の約7割を読むことができる
と言われています。
読むことができれば、それは書くことができる…と次に繋がりますね。
それで、
総合的に英語力がアップする
と言われています。
英語には、日本語にはない音がたくさんあります。
英語を学習する日本人にとって、
その音を正しく発音するというのはなかなか難しいです。
それを、フォニックスで音のルールを学ぶことで、
正しい発音を身に付けることができるのです。
日本人は、英語の学習時間は長いにも関わらず、
「話せない」「聞けない(相手が何を言っているのか分からない)」という人が多いです。
「あれだけ学習したのに、全然英語はできない/分からない。」がために、
英語に対して強い苦手意識を持つ人も少なくありません。
それらの現状を改善するために、
今現在多くの英語指導の現場でフォニックスが取り入れられています。
今までフォニックスを習ったことがないという方、
なかなか英語力が伸びずに悩んでいるという方、
一度フォニックスを試してみるのもいいかもしれません。
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