【コラムVol.18】英語の発音が大切な理由
今回は、今までの記事とは少し異なりますが
英語の発音の大切さについてお話ししたいと思います。
英語の発音は、学校ではきっちり教えてくれません。
現状、ほとんどの日本の中学・高校では、読み書きがメインとなってきます。
そんな中、発音を良くしよう!と言ってもなかなか難しいかもしれません。
勉強の仕方もわからないし・・・
ですが、だからと言って諦めてはいけません。
発音は、学ぶ価値があります。というより、絶対身につけたほうが良いです。
その理由を説明したいと思います。
まず、発音が悪ければ自分の英語を聞き取ってもらえません。
これは当たり前のことなのですが、なかなか理解してもらえません。
なぜかというと、テレビなどのメディアを通して甘い世界を見ているからです。
例えば、あるテレビ番組では、ほとんど英語を話せない芸能人が、アメリカで通行人に道を聞きながら目的地までたどり着く、というものがあります。
日本語交じりで、なおかつ日本語英語を話しているのですが、ちゃんと理解して道案内をしてくれる人達が映ります。その部分だけを切り取って観ているので、視聴者は「なんだ、英語が話せなくても発音が悪くても通じるんだ」と勘違いしてしまいます。そして私はよく言われます。「発音が悪くてもコミュニケーション取れるから発音なんていらないよ」と。
ですが、現実はそう甘くありません。
筆者が高校一年生の頃、まだ発音を学ぶ前のことです。カナダに留学に行きました。初めてショッピングモールに出向いたとき、店員さんにトイレの場所を聞きました。"Where is the washroom?" こんな短いフレーズでさえ聞き取ってもらえませんでした。そして「は?」というような顔をして去って行きました。この時私はとてつもないショックを受けました。
その後も同じようなことが続き、そこで私は、発音は大切だと確信しました。
そして、発音が悪くて困るのは自分自身だけではありません。
相手にもストレスを与え、困惑を招きます。
発音が悪いと、理解するのに時間がかかりますよね。例えば、相手がとても優しい人で一生懸命聞いて理解してくれようとしていたとします。全く聞いてくれない人より、このような優しい人のほうが理解に苦しみ、ストレスを受けます。そして、もうこの人とは話さないでおこう、と思われてしまうのです。お互いにメリットがありません。
(そう考えると、英語の語学学校の先生はすごいですね。色んな人のぐちゃぐちゃな英語をしっかり理解してくれます。ストレス耐性があるのでしょうか^^;)
メディアを通して世界を見るのではなく、実際に足を踏み入れてみてください。
どんな国に行っても、現実は甘くありません。
「じゃあどうやって発音を学ぶの?」と思いますよね。
練習方法をいくつか紹介したいと思います。
①母音の発音を学ぶ
[i:] / [i] / [e] / [ae] / [a] / [a:] / [Λ] / etc...
②シャドーイング
シャドーイングとは、オーディオから流れてくる英語音声を聞いて、すぐ同じ英語を発音するというものです。正しい発音を聞きながら真似することで、発音を矯正することができます。
③自分ができないと思った単語を書き出し、ひたすら練習してコツを掴む
例えば、筆者は「world」と「word」の区別がつかなかったので、何回も練習を繰り返しました。近くにネイティブの人がいるなら、コツを聞くのも◎
④スピーチをする
だいたい発音に慣れてきたな、と思ったら、あとは文章にしてスムーズに読む練習をします。単語単語で発音ができても、文中に出てくるとつまってしまったりするときがあります。人と会話するときは単語ではないので、文を読む練習も大切です。
このように、しっかり練習すれば誰でも身につけることができます。
「日本人だから英語向けの口じゃない」
そう思う人は練習して英語の口にすれば良いだけです。
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